本文へスキップ

大分市わさだの小児クリニック

ご予約・お問い合わせは 

〒870-1155 大分市玉沢704-1

当院の新型コロナウイルス対策について

(2022年4月1日更新)

小児の新型コロナウイルス感染症の特徴として、「小児の外来診療におけるコロナウイルス感染症2019(COVID-19)診療指針」(小児COVID-19合同学会ワーキンググループ)には、

①無症状から軽症者が多い
②小児からの感染の広がりは少ない
③小児の感染の大部分は家族内感染である
④COVID-19患者全体の中での小児の割合が極めて低い

ということが挙げられています。

 しかしながら、その後現れたデルタ株や、さらに現在流行しているオミクロン株は、初期のころの新型コロナウイルス感染症とは異なる特徴を有していると考えられます。感染力はさらに強くなりましたが、重症例は今のところ多くはなく、初期のα株やβ株などよりも軽症で経過する事が多いようです。
 今までは小児で新型コロナウイルスの検査をするかどうかという検査前確率を考える際に、最も重要なのは新型コロナウイルス感染者との接触がある可能性があるかどうかでした。しかし、オミクロン株が流行してきた場合、無症状でもウイルスを所持している小児が増えてくることも予想され、その検査基準も考え直す必要があります。
(いずれは新型コロナウイルスも従来の風邪コロナウイルスの一群に吸収されるようになると予想されていますが、オミクロン株はその特徴から、そうなるための一つの過程とも考えられます。水際対策が期待できる間は積極的に検査を駆使しながら、接触者を隔離したりして、流行を可能な限り阻止するという対応は必要でしょう。ただ、それでも抑えきれずに流行が急拡大して、しかも重症者がインフルエンザなど比べても多くないのであれば、どこかで対応をインフルエンザと同等レベルにシフトしていかなければ、医療体制も社会体制も立ち行かなくなってしまうことが予想されます。)
 小児では症状が軽い、無症状の子も多いということは以前から指摘されており、症状だけでは新型コロナかどうか判定できないということにもなります。大人のように発熱の有無で診察室や動線を分けることもあまり意味がありません。流行が拡大している状況では健診や予防接種で受診しているような、健康であることが前提であるはずのお子さんでも新型コロナウイルスに感染していないとは言い切れないのが現状です。

 当院ではそういったことを踏まえまして、症状で分けるのではなく、自分自身を含めてみんなが新型コロナウイルスを持っている可能性がゼロではないと考えて対応しています。新型コロナウイルス感染の主体は飛沫感染、飛沫核感染です。マスク、手洗い(手指消毒)、換気、ソーシャルディスタンスでかなり予防は可能と考えます。
 当院では待合室で患者さん同士が家族単位で一定距離を保てるようにブロック別にして、診察前と診察後で同じ場所で待っていただくようにしています。待合室に入れる数は少なくなりますので、それまでは呼び出しベルをお渡ししてお車でお待ちしていただきます。状況にもよりますが、ほとんどの場合は待合室での待機時間は前後合わせても10~15分程度です。流行が広がってくれば、さらに待合室での数を減らす、もしくは待合室を使用しないなどの対応が必要であると考えています。

 新型コロナウイルスに関して当院で行える院内検査は、抗原定性検査PCR検査かのいずれかです。抗原検査はPCRより感度はやや劣るものの、一般的な診断方法としては十分とされており、結果も15分程度ですぐに判明します。当院も抗原定性検査を第一選択で施行しています。PCR検査は状況によって施行しますが、抗原検査よりも時間がかかり、実施する検査数によっては結果判定が翌日以降になることもあります。その場合、結果が判明するまでは移動が制限され、自宅待機が必要となります。
 なお、当院での院内検査での検体採取はすべて唾液ではなく鼻咽頭ぬぐい液を採取させていただいています。
 新型コロナの検体採取の際には防護服などを装着するなど体制を整えることが必要です。そのため、一般診療で新型コロナウイルスの検査が必要と判断した場合には、屋外のプレハブの診察室で検体採取を行います



 院内感染が発生しないよう、安心して受診していただけるように細心の注意を払って診療しています。ご不便をおかけしますが、感染防御のためご理解ください。


ナビゲーション